【2025年版】失敗しないドローン撮影会社の選び方|FPV業者比較で見るべき7つの必須項目
はじめに:なぜ、今「ドローン撮影会社選び」が重要なのか
企業のプロモーション映像やCM、施設紹介において、ドローンによる空撮はもはや「特殊な演出」ではなく「必須の視点」となりました。特に近年、ドローン視点で狭い空間を自在に飛び回る「FPVドローン(First Person View)」の技術が進化し、視聴者に没入感を与える映像表現がトレンドとなっています。
しかし、需要の急増に伴い、撮影事業者の数も増加の一途をたどっています。 「Web検索で上位に出てきたから」「制作費が安いから」という理由だけで発注し、撮影当日にトラブルが発生するケースも少なくありません。
- 「依頼したイメージと違う画が上がってきた」
- 「現場で『ここでは飛ばせない』と言われた」
- 「万が一の事故に対する保険や安全体制が不明瞭だった」
このような失敗を防ぐためには、企業の担当者自身が「プロを見極める選定眼」を持つ必要があります。本記事では、ドローン撮影、特に高度な技術を要するFPVドローン撮影会社を選定する際に、比較検討すべき7つの重要項目をファクトベースで解説します。

「映像のうまさ」だけで選ぶ危険性
多くの担当者が最初に確認するのは、その会社の「Demo Reel(実績映像集)」でしょう。確かに、映像の美しさは重要です。しかし、「映像がうまい=良い撮影会社」とは限りません。
なぜ「ポートフォリオ」だけでは不十分なのか
WebサイトやSNSに掲載されている映像は、そのパイロットが過去に撮影した「奇跡の1枚(ベストショット)」の集積である可能性があります。趣味で飛ばしている個人の映像と、企業の商業案件として撮影された映像には、決定的な違いがあります。それは「再現性」と「安全性の担保」です。
企業の案件では、限られた時間、特定の場所、一度きりのチャンスという制約の中で、確実に結果を出すことが求められます。また、どれほど映像が美しくても、法令違反や事故のリスクを抱えた飛行は、クライアントである企業のブランド毀損に直結します。
したがって、選定の第一歩は「映像の美しさ」を前提としつつ、その裏側にある「企業のビジネスパートナーとしての信頼性」を見極めることにあります。
比較①:安全管理(Safety Management)
ドローン撮影において最も優先されるべきは「安全」です。これは精神論ではなく、具体的な体制として整備されているかを見る必要があります。
航空法と独自の安全基準
日本国内でのドローン飛行は、航空法によって厳格に規制されています。 特にFPVドローンは、ゴーグルを装着して操縦するため、法律上の「目視外飛行」に該当します。これには通常の飛行よりも高度な許可承認と安全管理体制が求められます。
確認すべきチェックポイント:
- 国土交通省の許可・承認: 日本全国の包括申請はもちろん、独自の飛行マニュアルを整備しているか。
- 補助者の配置: FPV飛行の際、操縦者とは別に、周囲の安全を確認する「補助者(スポッター)」の配置を標準化しているか。これを省略する業者は、法的なリスクが高いと言わざるを得ません。
- 機体の整備記録: プロペラやモーター、バッテリーの管理が日常的に行われているか。
損害賠償保険への加入
万が一の事故に備え、対人・対物賠償責任保険への加入は必須です。 ここで重要なのは「加入しているか」だけでなく、「補償額の上限」と「特約の内容」です。 企業案件の場合、数億円規模の設備や、多数のキャストが関わる現場も珍しくありません。一般的なホビー用の保険ではなく、業務用として十分な補償額(例:対人対物 約1億円〜10億円など)が設定されているかを確認してください。

比較②:機材レンジ(Equipment Range)
「ドローン撮影」と一口に言っても、使用する機材によって撮れる映像は全く異なります。優れた業者は、撮影の目的や環境に合わせて最適な機材を選定できる「引き出しの多さ」を持っています。

多様な機体の保有状況
- 一般空撮機(DJI Mavic/Inspire等): 風景全体を捉える、安定した高画質映像を撮影するために使用します。基本中の基本です。
- マイクロドローン(Micro Drone): 手のひらサイズで、プロペラガードが付いているため、人や物に接近しての撮影が可能です。オフィスツアーや工場内部の紹介動画で威力を発揮します。100g未満の機体から、4Kカメラを搭載できるものまで、バリエーションが必要です。
- FPVドローン(5インチ/シネマティック): 時速100km近いスピードで追走したり、ダイナミックなアクロバット飛行を行ったりする機体です。カーチェイスやスポーツ撮影などで使用されます。
- シネリフター(CineLifter): RED KOMODOやBlackmagicなどのシネマカメラを搭載できる大型FPVドローンです。映画やハイエンドCMの現場で、最高品質の画質が求められる場合に使用されます。
選定のポイント: 特定の機体しか持っていない業者は、撮影プランをその機体の性能に合わせて無理やり提案してくる可能性があります。「撮りたい映像」に対して「最適な機体」を提案できる、機材のラインナップが豊富な会社を選びましょう。
比較③:撮影設計力(Shooting Design)
ドローンパイロットは単なる「操縦者」であってはなりません。監督や演出意図を汲み取り、それをどうドローンの動きに落とし込むかという「演出力・設計力」が問われます。

「飛ぶ」だけでなく「魅せる」構成案
例えば「工場の広さをアピールしたい」という要望に対し、単に上空から全体を撮るだけでは視聴者は飽きてしまいます。 設計力のある会社は、以下のような提案を行います。
- 入口からマイクロドローンで侵入し、受付を通過。
- 製造ラインの機械の隙間をすり抜ける(技術力の強調)。
- そのまま窓から屋外へ飛び出し、工場全景を映してスケール感を出す。
このように、ワンカット(長回し)でシームレスに繋ぐことで、空間の繋がりと臨場感を伝える。こうした「映像文脈の構築」ができるかどうかが、プロとアマチュアの分水嶺です。
打ち合わせの段階で、「こう飛ばします」という飛行ルートだけでなく、「このカットで視聴者にどのような感情を抱かせるか」という演出視点の提案があるかを確認してください。
5. 比較④:実績(Track Record)
「実績あり」と謳っていても、その中身を詳細に見る必要があります。
B2B案件の比率と具体性
個人のYouTube作品や、風景の練習動画ばかりが並んでいる場合は注意が必要です。企業案件では、クライアントの要望、香盤表(スケジュール)、現場の制約といったプレッシャーの中で成果を出す能力が求められます。
- 同業種の実績があるか: 工場、不動産、観光、イベントなど、自社の業界に近い実績があるか。
- 大手企業・公共機関との取引: コンプライアンス基準の厳しい企業や自治体との取引実績は、その会社の信頼性を測る一つの指標となります。
- トラブル対応の経験: (これは面談時に聞くべきことですが)過去に現場で起きた予期せぬ事態(強風、GPS障害など)にどう対処したか。経験豊富な業者は、リスク回避のノウハウを蓄積しています。
制作実績はこちらから
6. 比較⑤:申請対応(Legal & Permission)
ドローン撮影において、クライアントが最も不安に感じるのが「法律・許可関係」です。ここを丸投げできるか、的確なサポートがあるかは極めて重要です。
複雑化する航空法と周辺法規
ドローンを飛ばすためには、航空法以外にも様々な法律や条例が関わってきます。
- 小型無人機等飛行禁止法: 重要施設の周辺での飛行禁止。
- 道路交通法: 道路上空を飛行する場合の道路使用許可。
- 民法(土地所有権): 離着陸場所や上空飛行に関する土地所有者の許可。
- 電波法: FPVドローンで使用する5.7GHz帯の電波を利用するための「アマチュア無線技士」または「第三級陸上特殊無線技士」以上の資格と、無線局の開局手続き。
特にFPVドローン(業務利用)の場合、「業務用無線(5.7GHz帯)」の運用調整が必要になるケースがあり、これは非常に専門的な知識を要します。 「許可取りは自分たち(クライアント)でやってください」というスタンスの業者ではなく、関係各所(警察、空港事務所、自治体等)への調整を代行、あるいは詳細にサポートしてくれる会社を選ぶべきです。

比較⑥:編集柔軟性(Editing Flexibility)
撮影したデータをどのように納品してもらうかも、事前の確認事項です。
撮って出し vs 高度な編集
FPVドローンの映像は、撮影したままのデータ(Raw)では、激しい揺れが含まれていることが一般的です。これを視聴可能な映像にするためには、専用のスタビライズ処理(ReelSteadyやGyroflowなどのソフト使用)が不可欠です。
- スタビライズ処理後の納品: 揺れを補正し、すぐに使える状態で納品してくれるか。
- カラーグレーディング: LOG撮影などのデータを、美しい色味に調整してくれるか。
- 完パケ制作: ドローン映像だけでなく、地上のカメラ映像やBGM、テロップを含めた1本の動画作品として編集可能か。
自社に編集部隊がいる場合は「素材納品」で良いですが、そうでない場合は、編集までワンストップで依頼できる会社の方が、トータルのコストパフォーマンスとクオリティが高くなる傾向にあります。

比較⑦:見積もり透明性(Quotation Transparency)
最後に、費用の問題です。ドローン撮影はオーダーメイドの要素が強いため、会社によって金額の提示方法は様々です。ここで重要なのは、項目の細かさよりも「提示された総額の中に、どこまでの作業が含まれているか」が明確であることです。
「見かけの安さ」と「トータルコスト」の視点
Webサイト上の料金表や初期見積もりが安く見えても、最終的に追加費用がかさんでしまうケースがあります。逆に、最初は高く見えても、安全対策や事後の補正まで全てパッケージされている場合、トータルのコストパフォーマンスは高くなります。
比較検討の際は、以下の「作業範囲」が含まれているかを確認しましょう。
- 安全管理の人員体制: 操縦者だけでなく、現場の安全を守る補助者のコストは考慮されているか。(ワンマンオペレーションは安価ですがリスクも伴います)
- リスクへの備え: 業務用保険の費用や、機材トラブル時の予備機の手配などは標準対応となっているか。
- 納品データの処理: 撮影したままのデータ渡しなのか、揺れ補正(スタビライズ)や色調整まで含んだ「使える状態」での納品なのか。
選定のポイント: 見積もりの形式が「一式」であっても、「詳細項目」に分かれていても、担当者が**「この金額で、ここまでは責任を持って対応します」**と、作業範囲(スコープ)を明確に説明してくれる会社を選びましょう。 「後から申請費が別途必要と言われた」「編集は別料金だった」といった行き違いを防ぐため、事前のヒアリングでしっかりと範囲を提示してくれるパートナーが安心です。
自社の対応範囲(DRONE UNCHARTEDの強み)
ここまで「失敗しない選び方」の基準を解説してきました。私たち DRONE UNCHARTED は、これらの基準を高いレベルで満たし、企業の皆様に「安心」と「驚き」を提供することを使命としています。
DRONE UNCHARTEDが選ばれる理由
- 圧倒的な安全基準と許認可: 日本全国での包括許可はもちろん、難易度の高いFPV飛行における独自のマニュアルを運用。万が一に備えた十分な補償額の保険にも加入済みです。
- シネマグレードの機材と技術: マイクロドローンによる繊細な屋内撮影から、CineLifterを用いた映画品質の撮影まで、あらゆるニーズに対応する機材を保有し、それを操る熟練のパイロットが在籍しています。
- 企画から編集までワンストップ: 「ただ飛ばす」だけでなく、企業プロモーションの文脈を理解した「企画・構成」、そして撮影後の「高度な編集・カラーグレーディング」までを一貫して行います。
- 透明性の高いコミュニケーション: できないことは「できない(危険である)」と正直にお伝えし、代替案を提示します。見積もりも明朗会計を心がけ、納得いただいた上でプロジェクトを進めます。

お問い合わせ
ドローン撮影会社選びは、単なる外注先の選定ではなく、プロジェクトを成功させるための「パートナー選び」です。
「他社と何が違うの?」「この場所で飛ばせるか知りたい」「上司を説得するための詳細な資料や実績が欲しい」 そのような疑問やご要望があれば、まずはお気軽にご相談ください。
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